真言宗豊山派
布留山清浄光院
SHINGONSHU BUZANHA FURUYAMA SEIJOKOIN SEKIJOJI

千年の真言の祈りが輝き

人々の幸せを結ぶ信仰の寺

石上寺について

石上寺(せきじょうじ)は、群馬町三ッ寺公園に隣接する小高い丘に静かに佇む、真言宗豊山派の古刹です。
創建は平安時代の貞観四年(862年)、開基は在原業平朝臣、開山は弘法大師三世の嫡孫・真覚僧正で、当初は布留山性徳院と号し、新義真言宗の学問所として講堂も備えていました。
石上寺の名は、業平ゆかりの大和国石上に由来します。
戦国時代には箕輪城主・長野氏、後には高崎城主・井伊直政の祈願所となり、城郭の栄枯盛衰とともに幾度も変転を経験しました。
慶長三年(1598年)、井伊直政の高崎城築城に伴い、石上寺も高崎に移され祈願所とされました。
徳川家より三十石の寺領を受け、十六世辨翁の代には「清浄光院」と号し、門末十五ヶ寺を擁する隆盛を誇りました。
明治維新後の廃仏毀釈の影響で寺領を失い、明治二十四年、門末宗慶寺と合併して現在の布留山石上寺として再興された。

煩悩を断ち 正道へと導く
炎の智慧をもつ護法の仏

ご本尊は不動明王

石上寺のご本尊である不動明王は、真言宗において中心的な存在とされる仏であり、大日如来の化身として現れ、怒りの形相をもって衆生を正しい道へと導く護法の仏です。右手に降魔の剣、左手に羂索(けんさく)を持ち、煩悩や悪縁を断ち切り、迷える人々を力強く救済します。
その背後に燃えさかる火焔は、すべての迷いを焼き尽くす智慧の炎を表し、私たちを清らかな心へと導いてくれます。
不動明王は一見恐ろしい姿をしていますが、その怒りは慈悲の表れであり、強い意志と守護の力を象徴しています。

安らぎの緑に包まれて
想いをつなぐ祈りの地

お墓について

三ツ寺霊園は、高崎市三ッ寺公園に隣接する緑豊かな霊園で、宗旨・宗派を問わず永代使用料・管理費不要で利用できます。
公園の湧水・噴水・白鳥ボートや豊富な植栽に囲まれ、四季折々の自然を楽しみながら穏やかにお参りができます。
園内は散策路が整備され、イオン高崎モールも近く、参拝後のお出かけにも便利です。

各種プラン
セット墓石 98万円〜
夫婦墓 2人用/38万円〜
樹木葬 3名用/22万円〜
5名用/33万円〜

ともに歩む仏の道

人ともに心の灯をともす寺

ごあいさつ

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

これはアフリカのことわざですが、仏教にも通じる深い意味があります。速さよりも、共に歩むことの大切さ。
仏教、とくに日本に伝わった大乗仏教は、多くの人と支え合いながら共に生きる道を教えてくれます。
石上寺は葬儀や法事はもちろん、世代や境遇を越えた出会いと交流の場となるよう努めています 。住職として、皆さまの心に寄り添い、仏法の灯をともす存在であり続けたいと願っています。
今後も、お寺が「心のよりどころ」として安心して訪れられる場所となるよう、法務・対話・地域貢献に努めてまいります。
どうぞお気軽にお越しください。

石上寺 住職 和田 辨海

お問い合わせ

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アクセス

石上寺への行き方
「JR高崎駅」~高崎渋川線バス「渋川駅行き」~「新堀」停留所下車~徒歩約5分
※お車でお越しの方は、駐車場があります。